少年地雷

作詞・作曲:幸野正義

お前よ   何故にお前は   血潮の音に壊れゆく

 

あゝ狂瀾のズタポ通り

此れ一重に夜天の契り

未来永遠に残りし花は

地雷の如く根底の侭に

死んでも尽くすは少年地雷

ダイヤのエース燦然と

お前の魂に刻まれゆく

聴こえぬ歌は何も無い

俺はただの少年 そう

血潮に踊る少年地雷

唸る様な音頭取り

面喰らう状を見上げれば

其処はまるで断絶された

たった一人の種の起源

永遠の夜を揺蕩う

無限回廊を彷徨う

その総てが俺に眠る

 

さよなら お前よ   お前に捧げるものも   残す声も何もない   それだけを背負い   俺は此処に踏み出す   俺はお前に   何故尽くせなかったのだろう   お前は俺の生まれた証   俺はお前の尽くした証   さよなら 太陽よ   さよなら 鴉よ   さよなら お前よ   さよなら‥‥

 

茜空に舞う赤トンボ

俺の痕跡を追い掛けて

塗炭屋根の街を征く

誰も居ない

誰も知らない

誰も見た事の無い

俺が此処に生まれた

 

さよなら 天使よ   ハレルヤと歌いながら   さよなら お前よ   無限へと歩き出す   さよなら 空よ   さよなら 海よ   さよなら さよなら   さよなら‥‥

数多の地雷の如く 少年を捨て去る男 あゝ 少年地雷 あゝ 少年嫌い